Q「外断熱」と「内断熱」の違いとは、どんなものでしょうか?
A 「外断熱」とは、断熱材を外壁仕上げ材のすぐ裏に設置し、建物全体を断熱材で包む工法です。
防湿性が高く結露が起きにくいこと、また気密性が高くなるなどというメリットがあります。
デメリットとしては、工事費が高くなりやすいこと、外壁が厚くなること、複雑な建物形状は難しいなどが挙げられます。
「内断熱」とは、壁や天井の中に断熱材を充填する工法です。
メリットとしては、施工が容易なので、工事費が外断熱に比べ低く抑えられることが挙げられます。
ただ、断熱性は断熱材だけではなく窓やサッシなども大きく影響しますので、費用と性能のバランスを考えてこちらも選ぶ必要があります。