住宅ローンを組む際の注意点
#資金計画 | 2016.09.11
お金のこと
2016.09.09
前回、住宅ローンとはどういったものなのかについてお話しました。前回もお話ししたとおり、住宅ローンを利用するには審査に通る必要があり、審査にはいくつかの書類の提出が求められます。
住宅ローンは何千万円という単位のお金の貸し借りですから、融資を受ける人の収入状況などを借りる金融機関に詳しく報告する義務があります。そのために提出する書類はとても大切なものなのです。とはいえ、住宅ローンを始めて利用する方にとってはややこしいものでしょう。
そこで今回は、住宅ローン審査に必要な書類をご紹介します。
まず必要なのが、本人確認となるものです。これは運転免許証やパスポート、保険証、住民票などです。
これで申請した人の事実が正しいかを確かめます。
次に収入証明です。会社員の方であれば源泉徴収票と住民税決定通知書か課税証明書、個人事業を営んでおられる方なら確定申告書と納税証明書が必要です。
これはその人が現在どの程度の収入があるのかを見て、将来住宅ローンを返していける能力があるかを判断するための重要な材料です。
そのあとは購入する物件に関する書類です売買契約書、図面、見積書、土地登記事項証明書などが必要です。
どんな場所でどんな物件をいくらで購入するのかということを伝えるための書類です。
ただしこれに関しては不動産業者の方で手配する場合が多いですので、それほど心配する必要はないでしょう。
以上が住宅ローン審査に必要な書類です。
これらはあくまでも最低限の書類ですので、これ以外に必要な書類や追加に必要な書類が出てくる場合もあります。
住宅ローン審査をスムーズに進めるためにも、提出書類を把握した上で早めに用意しておきましょう。
ただし、住民票などは、3ヶ月以内に発行されたものである必要があったり、提出書類の入手場所が遠隔地でばらばらであったりしますので注意しましょう。
住宅ローンを上手く利用して夢のマイホームを手に入れてくださいね。