2×4工法(ツーバイフォー工法)のデメリット

#建て方・工法 | 2016.09.05
家づくり
2020.01.27
「高気密高断熱住宅」は、現在では広く知れ渡っています。
家で温めた空気を外に逃がしにくい構造になっているため、温かさを保ちたい冬(冷気を逃がしたくない夏)には非常に心強い味方になってくれる家だといえるでしょう。
家全体を暖かく保ちやすい家であるため、ヒートショックを予防することもできる優れた構造ともいえます。
ただ、この高気密高断熱にはデメリットもあります。
高気密高断熱の場合、窓のサッシの品質によっては結露が生じやすくなる可能性があります。
(ただし現在は、どの住宅メーカーも工夫をしており、リスクは少なくなっています)
建てるときには費用も多くかかります。加えて、高気密高断熱の住宅の場合、どうしても閉塞感の強い家に出来上がってしまいがちという難点もあります。
また、高気密高断熱を謳っていても、実際には不十分な出来のところもあるため、住宅メーカーをしっかり選ぶ目線も重要です。
高気密高断熱は、非常に優れた建築方法であることは間違いありません。
ただ高気密高断熱をいたずらにありがたがるのではなく、高気密高断熱の持つデメリットや欠点をしっかりと把握したうえで、高気密高断熱にするか、そうではない別の構造体の建物にしていくかをしっかりと考えていく必要があります。