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畳に使われる「い草」の効果とは

家づくり

2017.03.24

最近では、家の中に和室が無いという家も増えています。
フローリングにテーブルの部屋が一般的になっており、和室があっても、来客があったときのための部屋や、物置のような部屋になってしまっているという方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし和室の畳に使われている”い草”には多くの効果があり、上手に使えば快適に過ごせる部屋になるんですよ。

今回は”い草”の持つ効果についてご紹介いたします。

リラックス効果

森林浴のような効果が得られる

実はい草にはリラックス効果があります。い草にはフィトンチッドという香りの成分が含まれており、この成分がリラックス効果を与えてくれます。
森林浴にもフィトンチッドによるリラックス効果があるのですが、それと同じで和室にいながら森林浴のような効果が得られます。

 

調湿性

イ草は湿気があると吸収する性質がある

イ草には、湿気があると吸収してくれる調湿性があります。暑苦しい夏は、リビングより和室に方が過ごしやすいでしょう。
少しお昼寝なんかをするときに、和室で寝転がると、とても気持ち良いですよ。
小さなお子様がいらっしゃる場合、お子様のお昼寝の部屋として使用するのもおすすめです。

 

クッション性

階下への騒音対策になる

イ草はクッション性も備えています。先ほどお昼寝にもおすすめということをお話ししましたが、布団を引かずにそのまま畳に寝ても床が硬くて体が痛いということもありませんよ。
また、転倒しても安心なので、高齢の方の部屋やお子様の遊び場にもおすすめです。
マンションではお子様がジャンプしたり、物を落としたりしたときに下の階への音に気を遣いますよね。
しかし畳ならその心配も少なくなります。和室として一部屋作らなくても、お部屋の一角に畳のスペースを設けるだけでも良いのではないでしょうか。
またその時に畳とフローリングの境目に少しの段差をつけるだけで、区切られた一つのお部屋のように見えるのでおすすめですよ。

 

今回のまとめ

いかがでしたか?
普段使いはできなくても、たまのリラックスしたいとき、暑苦しい時には、ぜひ和室を利用してみてくださいね。

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