新築によくある失敗~窓~
#間取り | 2017.02.02
家づくり
2017.01.11
前々回、前回に引き続き、自然素材についてお話しをしたいと思います。
自然素材とは、はっきりとした定義はありませんが、自然界にあるものでできた素材だといわれています。
今回は、そんな自然素材の中から、「漆喰(しっくい)」についてご紹介したいと思います。
ではそもそも「漆喰」とはどのようなものなのか。
漆喰は、瓦や石材の接着や、壁の上塗りなどに使われる、水酸化カルシウムを主成分とした建材のことをいいます。
この漆喰は、日本において非常になじみの深い建材だといえるでしょう。
では、いったいなぜ伝統的に用いられるのでしょうか。
漆喰の魅力について迫っていきましょう。
●防カビ性に優れている
漆喰は強アルカリ性のため、細菌の繁殖を抑制することができるといわれています。
憎いカビやダニを抑制する能力に優れているというのは、大きな魅力と言えるのではないでしょうか。
●耐火性に優れている
漆喰には火に強いという一面もあります。
火事は言うまでもなく誰もが避けたいものですよね。
すこしでもその火を食い止めてくれるというのは、非常に大きいメリットでしょう。
●防塵(ぼうじん)
静電気を発生させにくいため、粉塵やほこりがつかないという一面もあります。
●意匠性が高い
機能性だけではありません。漆喰は、パターンや色によって和風だけでなく洋風のデザインにも適することができます。
家づくりを行う上で、デザインというのも譲れないポイントですよね。
いかがでしたでしょうか。漆喰の魅力を少しでもご理解いただけたでしょうか。
漆喰は機能性・デザイン性どちらも優れていることで人気のある自然素材だといえるでしょう。
また、自然素材には漆喰以外にもさまざまなものがあります。漆喰に興味を持っていただけたら、珪藻土や無垢材などについてもぜひ調べてみてください。
それぞれに「自然」ならではのよさがあるのでおすすめですよ。
ぜひ家づくりを考えている方は自然素材についても検討してみてくださいね。