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南向きのメリットとデメリット

間取りのこと

2016.10.07

前回は、「朝方の人には南向きよりも東向きの方が向いている」というようなお話をしました。
しかし、南向きが多くの方から愛されているように、南向きの物件には多くのメリットがあります。

そこで今回は、そんな南向きのメリットと、そのメリットに隠れたデメリットについてのご紹介です。

南向きのメリット

日当たりを長時間にわたって確保できる

南向きのメリットは、有名ですが良好な日当たりを長時間にわたって確保できるというところですね。
太陽が真上に昇っている昼間の内は、最もたくさんの日光を部屋の中に取り込むことができるでしょう。
昼間の南向きの部屋の明るさ、暖かさに関しては南向き以上に良いものを確保できる角度はありません。

冬場には、陽の光によって暖房を付けずとも、暖かい部屋で過ごすこともできるかもしれませんね。
また、日が差しこむということは、洗濯物やお布団を干すのにも向いています。
リビングでこういったことをすることは少ないでしょうが、昼間に洗濯物やお布団を干したいという方には南向きは欠かせないでしょう。


南向きのメリットとして、以上のようなことはよく知られていますが、実はデメリットも多く存在します。

 

南向きのデメリット

部屋の中が高温になってしまう

まず、日がよく差すのが魅力的な南向きの部屋ですが、夏場には日差しが強すぎて、部屋の中が非常に高温になってしまう可能性があります。
温まりすぎてしまった部屋の温度を下げるために空調をたくさん使用していては、空調の代金としての電気代も高くなってしまうでしょう。

南向きの部屋にする場合で日中も多くの時間を過ごす場合、太陽光をカットするための仕組みをいくつか考えておきたいですね。
また、前回の記事でも少しお話ししましたが、南向きだからと言って朝から部屋に日が差しこんでくるわけではありません。

朝早くから動き出す人にとっては、東向きの方が大きなメリットを受けることができるでしょう。
東と南、両方の窓を付けた部屋づくりをすることができれば、朝から暖かく、陽の差す部屋を作ることも可能かもしれません。

 

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