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2階リビングにもデメリットがあります

間取りのこと

2016.10.01

前回は2階リビングのメリットについてご紹介しましたが、「1階=リビング」という考えが定着しているように、2階リビングにはいくつかデメリットがあります。
そこで今回は、2階リビングのデメリットについてのご紹介です。

2階リビングのデメリット

階下へ降りるのが億劫になる

まず、2階は1階に比べて夏場に熱がこもってしまいがちです。
1階に比べて部屋に差し込む日差しが強くなるため、当然のことかもしれませんね。

2階に作るリビングがLDKなどの広々としたタイプである場合、冷暖房などがしっかり行きわたることが難しく、外出中には食材が傷んでしまうなどの危険もあります。
夏場に室内を涼しく保ち、かつ食材をしっかりと管理するために影の涼しいところを確保しておくなど、対策が必要になりそうですね。
そして、リビングという家の中で多く過ごすところが2階にあるということは、生活のだいたいを2階で過ごすということになります。

これは、訪問客や宅配便などの玄関での対応が、1階に下りる必要があるため億劫になることがあるのです。
階段の上り下りを楽しむことができればよいのですが、長い間それを続けるともなれば、大変なものでしょう。

また、1階にいることが少なくなってしまうため庭などのお手入れを楽しむということも減ってしまうようです。
ガーデニングなどはベランダで楽しむこともできますが、来客の方が見る庭のお手入れをおろそかにしてしまうのは、避けたいですよね。

1階に降りるのに労力が必要になるという点では、ゴミ出しや買い物などが面倒に感じられることもあります。
食材の買い出しにしても、牛乳などの飲み物や大きな野菜を購入するときには、荷物が重くなってしまったりしますよね。
同様に、リビングから出るごみも決して軽いものばかりではないでしょう。これらの重いものを持っての階段の上り下りは、楽なものではありません。
若いうちはとにかく、高齢になったときに困ることがあるかもしれませんから、注意したいですね。

 

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