理想のキッチン間取り~火を使うところだけクローズ
#キッチン関係 | 2019.09.25
間取りのこと
2019.11.13
キッチンを考えるとき、「キッチンの作業台」を考えることは非常に重要です。キッチンの作業台にはコンロや洗い場がしつらえられており、包丁(まな板)を使うスペースがあります。
キッチンの主役となるものですが、これにもいくつかの種類があります。
I型は、もっともシンプルなキッチンのかたちです。これについて解説していきましょう。
洗い場―作業スペース―コンロが並ぶかたちをいいます。
もっともシンプルで簡潔なかたちのキッチンであり、使い勝手も悪くありません。また、I型はLDKを狭くしかとれない場合であってもリビング部分などを圧迫しにくいという特徴があります。
加えて、I型はほかのタイプに比べて安価な値段に設定されることが多く、金銭的な負担が少ないのも特徴です。
デザイン・材質などが豊富に用意されているため、選ぶ楽しみがあるのもメリットです。
「予算が決まっているので、比較的安めのI型にしてグレードを上げる」などのようなこともできます。
ただ、ほかのかたちに比べて確保できる作業スペースはどうしても狭くなります。また、収納スペースも限られがちです。
もちろん「横に長くすること」で作業スペースを確保するという方法もないわけではありません。しかしこの方法の場合動線が長くなるため、毎日の作業に少し疲れを覚えることになるかもしれません。
また、「1人が前のスペースで包丁を使い、もう1人がコンロで火を使う」などのような分業がやりにくいといった欠点もあります。