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憧れのアイランドキッチン!その魅力と欠点とは

家づくり

2017.10.07

お料理好きな方にとって憧れのキッチンスタイルといえばアイランドキッチン。おしゃれで開放感があり、家族とゲストとの距離が近いため、料理をしながらでも、顔を見ながらおしゃべりを楽しむことができるのが魅力です。

主に料理担当を任される家族にとって、キッチンスタイルをどうするかは、家づくりのなかでもこだわりたいポイントでもあります。

そこで今回は、アイランドキッチンの魅力と欠点をご紹介しましょう。

 

参考:

憧れのアイランドキッチン!その魅力と欠点とは.1

アイランドキッチンとは

アイランドキッチンとはキッチンの仕様のひとつで、島のように独立したシンクや作業台を設けたスタイルを指します。作業台が独立した島のようになっているので、360度、どこからでも作業台やシンクを活用することができます。
たとえば料理教室など、シンクや作業台を複数で利用することのあるキッチンはアイランド型を設置することが多いようです。
またホームパーティーを頻繁に開くとか、家族みんなで調理をするとか、キッチンスペースがみんなの集まる場所である家庭でも、アイランドキッチンが好まれるようです。

 

憧れのアイランドキッチン!その魅力と欠点とは.2

アイランドキッチンのメリットと魅力

自由な動線、スタイリッシュでオシャレ、そんなアイランドキッチンのメリットや魅力について見ていきましょう。

●動線の自由度の高さ
一番の魅力は「開放感がある」ことではないでしょうか。360度、アイランドキッチンの周りを活用できるわけですから、自由度の高さは、背面式キッチンに比べると格段に開放感を感じさせてくれるでしょう。
また独立して作業台・シンクが存在していると、キッチン・ダイニングがひとつの空間として意識され、広さをより感じられるでしょう。

●複数の人がいっしょに調理や片付けできる
動線の自由さはどこからでも作業台やシンクを利用できることになり、調理や片付けのしやすさにもつながります。
また、調理する人が孤立したスペースで作業をすることから開放されるアイランドキッチンは、食事の準備や片付けを家族みんなで行う作業へと生活スタイルを変えるきっかけになるかもしれません。

さらぶ調理や片付けがしやすいという特徴は、複数の人が調理にかかわりやすいということでもあります。料理教室やお子さんやご主人と一緒に料理を楽しみたい、片付けもいっしょに済ませたい、食に関する意識を子どもにもいっしょに覚えて欲しいと考えているご家族に適したキッチンスタイルとも言えそうです。

●キッチンが会話の弾む場所になる
作業動線が自由なので、調理をする、サーブする、料理を運ぶなど様々な作業を複数人で同時に行えます。
また、ダイニックスペースとの一体感があるので、ダイニングに居る子供の様子を見ながら、あるいはゲストと会話しながら料理をすることができるのが魅力です。

●美しさを保ちやすい
アイランドキッチンはとてもおしゃれなキッチンスタイルとして認識されますが、じつはとてもシンプルなキッチンスタイルであるとも言えます。アイランドには作業台とシンク、あるいはコンロが設置されているだけです。そこは調理をするためだけのアイランドと言えます。
また見せる作業台であることで美しく保つことを意識しやすいのもメリットのひとつと言えるでしょう。

 

憧れのアイランドキッチン!その魅力と欠点とは.3

アイランドキッチンのデメリットと注意点

多くのメリットや魅力がある一方で、デメリットや欠点があるのも事実です。アイランドキッチンを選ぶ時の注意点をご紹介します。

●ある程度の広さが必要
アイランドキッチンは独立した作業台を作るため、一般的なキッチンより広い空間が必要です。キッチンが広すぎるとLDKのバランスが取りにくいため、一体として考えるなどの工夫が必要です。

●キッチンが隠せない
リビングからキッチンが丸見えになるので、マメなお掃除と整理整頓が欠かせません。調理したままの鍋やフライパン、汚れ物が溜まったままなど、後から片付けようと置いたままにしておくと、急な来客時に隠す方法がありません。
日々のお手入れや片付けを怠ることができないことも考えておきましょう。

●匂いや汚れが広がりやすい
壁や仕切りがないため、換気やお手入れをしないと匂いや汚れが拡散しやすいと言えます。調理中だけでなく、生ゴミの処理なども小まめに行う必要があります。
十分に換気ができるように換気システムにも工夫が必要です。

●収納部分の確保が難しい
背面や両サイドにある程度のスペースが望めない場合、アイランドキッチンは収納する場所が限られます。作業台の下に収納を設けるに。費用が加算される可能性があります。
設計段階から収納場所の確保を検討しておきましょう。

●価格が高め
一般的なシステムキッチンと比較して価格が高い傾向があります。キッチンだけでなく、連続するダイニングやリビングなどとも部屋の雰囲気を統一したり、レイアウトを工夫したりする必要もあります。
その分、予算オーバーにならないように最初の段階で価格も含めた計画が必要です。

 

今回のまとめ

実際にアイランドキッチンを検討する場合は、モデルルームを見学したり、メーカーの展示場などへどのような種類があるのかを見に行ったり、実際の生活スタイルを考えながら、価格、使い勝手を検討しましょう。
また、建築事例が豊富な設計事務所や住宅販売店に相談するのも一つの方法です。
カタログだけでなく、最近はネットでシミュレーションができるキッチンメーカーがあるので、様々な視点からイメージを膨らませて失敗のないキッチンを選びましょう。

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