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いざマイホーム 家を建てる際に知っておきたい基礎の基礎

家づくり

2017.11.09

「家が欲しい!家を建てたい!」と思った時、何から準備したらいいのでしょうか。

モデルルームに足を運んで、夢や希望を膨らませたり、建売住宅を見学に行ったりと、多くの物件を見てマイホームの計画を建てるのも一つの方法ですが、現実的に考えた時は予算や住宅ローンなどの資金計画も大切です。

資金計画から情報収集、着工から完成に至るまで、家づくりの一般的な流れをご紹介します。

 

<参考>

いざマイホーム 家を建てる際に知っておきたい基礎の基礎.1

家づくりの流れを知る

まず、家を建てるときに大切なのは住む人=家族の希望です。「こんな家に住みたい」という家族の意見を出し合い、イメージを具体的にしていきます。
理想の住まい像が描けたら、集めるべき情報や設計プランが見えてきます。

 

いざマイホーム 家を建てる際に知っておきたい基礎の基礎.2

オープンハウスやモデルルームなどで情報収集をしよう

家づくりの設計プランが見えてきたら、情報収集を始めましょう。住宅情報誌、WEBサイト、住宅展示場など入り口はさまざまですが、自分や家族が描いているイメージに近いハウスメーカーや工務店を探すことが情報収集の第一歩です。
その後、モデルルームや現地見学会などに足を運び、家づくりの知識を蓄え、家づくりの参考材料を増やしていきましょう。
すでに家を建てた友人や知人から話を聞いたり、住宅会社からアドバイスをもらったりしても参考になります。

 

いざマイホーム 家を建てる際に知っておきたい基礎の基礎.3

家づくりのスケジュールを組み立てる

家づくりには時間と費用がかかります。また、実際に家を購入するときは、不動産取得の手続きや登記など法的な手続きが必要です。多くの方にとって初めての経験となる「家づくり」ですので、親身になって相談できるハウスメーカーや工務店を探すことから始めましょう。
建て売りを購入するのか、注文住宅を購入するのかで工期や費用は異なりますが、家づくりの主な流れは下記の通りです。

1.予算を決める
着工予定の半年から1年前には予算を考えましょう。家を建てるには、土地代、建物代、家具や電化製品、税金などがかかります。
総額でいくらまで用意できるのか、無理のない範囲で予算を決めましょう。頭金のほか、住宅ローンの利用などを見積もっておきましょう。

2.土地を決定する
4から9カ月前には土地を探しましょう。住みたい地域と広さを予算と照らし合わせながら探すことになります。周辺の環境のほか、土地そのものを調べる必要もあります。
地盤や擁壁、建ぺい率や法的規制がある場合が多いので、不動産業者など専門家に相談しながら土地を探し、購入することをおすすめします。

3.ハウスメーカーや工務店へ依頼
着工の半年前くらいまでには、施工会社を決定します。納得できる家づくりができるかどうかは、ここがポイントです。
何社か選んでおいて、対応の丁寧さ、作りたい家に近いイメージの施工例があるかどうか、親身になって相談できるかどうかを見極めましょう。

4.建築プランと見積もり
1社ではなく、数社の見積もりをとることがポイントです。簡単なプラン図は無料で作成してくれる場合が多いので、具体的な家をイメージするためにも上手に活用しましょう。
また、複数社に見積もりを依頼し競合がいることを伝えるのもポイントです。競合がいると力が入る担当者が多いので、より良い見積もりが望めます。

5.設計プラン申し込み
施工業者が決まったら、設計プランの申し込みをします。

6.現地(地盤)調査
敷地調査を行います。敷地の大きさと形・高低差の測定、ライフラインの状況、写真撮影、登記簿の確認、法的規制の確認が行われます。

7.設計プランの打ち合わせ
施工会社と打ち合わせをします。家族構成、部屋数、ライフスタイルなど、細かく話し合いましょう。この打ち合わせをベースに設計プランが立てられ、概算の見積もりが上がってきます。この時、値引き云々という話を持ちかける担当もいますが惑わされないようにしましょう。
また、この段階で相性が悪いと感じた業者は、担当を変えてもらうか業者そのものを断っても構いません。納得する家にするためには、親身になって相談できること、信頼できる業者に依頼することが重要なポイントです。

 

8.仕様の決定と最終見積もり
信頼できる施工会社が見つかったら、仕様の決定と最終見積もりを依頼します。
ここまでの費用は10万円程度ですが、この先は有料となるケースがほとんどです。設計がある程度進んでからでも、相手が信用できないと思ったら他の業者に依頼しましょう。
多少費用がかさんでも気に入った家に住む方が何倍も幸せで、後悔しない家づくりが実現します。

9.本契約
本契約をします。ここまで慎重に事を進め、施工会社と施主とお互いが信頼できる関係になっていることがベストです。

10.住宅ローンの申し込み
住宅ローンの申し込みをします。建物の図面と契約書の写しが必要となります。ほか、融資取扱手数料(3〜5万円)、保証料(保証会社への支払い。融資金額の0.1%から0.5%くらい)、火災保険料(金融機関でほぼ強制的に加入。融資期間に合わせて一括で支払う)、生命保険料(団体信用生命保険など)がかかります。

11.建築確認申請
役所に建築確認書の申請を行います。申請から許可が下りるまで2週間以上かかるので、その期間を見越してスケジュールを組んでもらいましょう。この間は間取りのほか、システムキッチンやバス、内装、外装などの打ち合わせを進めます。
この先は何回か打ち合わせが行われ、細部の仕様を決定していくことになるので決断力が必要となります。集めた情報やイメージだけでなく、実用面も考慮して図面を確認しながら進めましょう。

12.地鎮祭・着工・上棟
建築のために必要な工程を行います。解体が必要な場合は、ここで解体が行われます。

13.完成・登記
司法書士に依頼し、登記を行います。登記を済ませることで、家を担保に住宅ローンが実行されます。工事中の段階から登記は進めることができるので、つなぎ融資を早めに住宅ローンに切り替えるようにした方が有利です。

今回のまとめ

家づくりには多くの準備と知識、そして資金の準備が不可欠です。多くの手順や手続きが必要となり、自分だけでなく家族にも真摯に向き合ってもらい、納得のいく家づくりを進めましょう。
そのためにも、信頼できる住宅会社や担当者は家づくりの大切なパートナーと言える存在です。
相談しやすい環境を整え、信頼できる関係を築くことからスタートしましょう。

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