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豪雪地帯で新築戸建てを検討するときの覚書

家づくり

2017.12.07

豪雪地帯に家を建てるということは、雪に対する備えが必要です。

積雪量が多いため、生活のための雪かきや雪の重みで家が潰されないための屋根の雪下ろしが日常となり、頑強な住居設備が欠かせません。雪に埋もれた生活を快適に過ごすための防寒対策も不可欠です。

冬を快適に過ごすためにどんな点に注意したらいいのでしょうか。そのポイントをご紹介します。

 

参考:

豪雪地帯で新築戸建てを検討するときの覚書.1

豪雪地帯に適した家とは

豪雪地帯の冬を考えたとき、大きな問題となるのが積雪量と寒さです。積雪が1階の天井の高さを超えることもまれではありません。
冬は、車庫の前の雪かきや玄関からの道つけをしないと外出もできませんし、日中でも氷点下の寒さを覚悟しなければなりません。そのため、車の出し入れを想定する、車庫の周りに雪が積もらない工夫をするなど、雪かきのしやすい配置や設計をする必要があります。
また、雪かきを行なった後に雪の処理をどうするかも考えておかなくてはなりません。雪とは切っても切れない関係の豪雪地帯の暮らしは、雪や寒さに対して事前に備えておくことで冬を快適に過ごすことができます。

 

豪雪地帯で新築戸建てを検討するときの覚書.2

豪雪地帯の家づくりに必要なポイントとは

豪雪地帯の家づくりには次のような配慮が必要です。

●雪かきした雪の捨て場所の確保
雪かきをした後の雪の処分は雪国にとって大きな課題です。交通の妨げにならず、暮らしの邪魔にならない場所に移動させなければなりません。
1カ所でも雪を集めておけるスペースを確保しましょう。どうしても雪を捨てるスペースが確保できない場合は、融雪システムを導入する方法もあります。
最近では、屋根に設置できる融雪装置などがあり、今後はさらなる開発や普及が進むことでしょう。

●車庫前に雪が積もらない工夫
車庫は、例年の積雪量から推測して雪の重みに耐えうる設計にするのがおすすめです。車庫の前に雪が積もらないよう屋根に傾斜をつけておく、車庫の雪下ろしがしやすいよう屋根に登れるはしごを設置するなど、車の出し入れに考慮しながら雪が積もらない工夫をしておきましょう。
車庫には、ガレージとカーポートがありますが、豪雪地帯の車庫は屋根と壁があって頑強で、愛車を守ってくれるガレージの方が優れています。但し車庫は建物とみなされるため、固定資産税がかかるということを覚えておきましょう。

●防寒対策のために外壁を厚くする
冷蔵庫の中のほうが暖かいと言われる豪雪地帯の冬。その寒さに備えた家のつくり方とはなにがポイントになるのでしょうか。
まずは外壁です。雪の重さや圧力に耐えられるようにある程度の厚みがあって頑強なものが望ましいといえます。
また十分な断熱材を隙間なく施工するためにも、ある程度の厚みを持った外壁が必要になります。そうして断熱処理をすることで、暖気を逃しにくく、結露が出にくい室内が実現できます。
断熱性能を高めるために内断熱と外断熱の工法がありますが、断熱材の性能と厚みは素材や施工によっても異なるため、工務店やハウスメーカーなどの専門家に相談することをおすすめします。

●防寒対策、凍結防止のための二重サッシ
機密性を高め断熱効率を上げるには二重サッシがおすすめです。豪雪地帯の場合は、外気と内気の温度差が激しく、そのため結露が出やすいという特徴があります。
また積雪や凍結により窓ガラスが割れてしまう可能性もあるため、二重サッシにして結露を防止し強度を保つことがポイントです。

●工期が冬にかからないスケジュールを組む
豪雪地帯で冬に家を建てるのは避けた方がいいでしょう。冬は天気が変わりやすく、施工したコンクリートなども乾きにくくなります。また突然の積雪に見舞われることもあります。雪が降ると交通にも影響がでますし、物資の搬送にも工夫が必要になります。
また、トラブルが起こりやすいため、工期が伸びたり費用が多くかかったりとコスト面でも不安が出てきます。早めに計画を進め、冬季を避けたスケジュールで工期が進むように考えましょう。

 

豪雪地帯で新築戸建てを検討するときの覚書.3

雪が積もったときの対策とは

豪雪地帯で一番問題となるのが屋根の「雪下ろし」。雪は思った以上に重みがあり、少しずつ溶けては固まり凍結していきます。そのため、雪下ろしをしないままにしておくと、家が雪の重さで倒壊したり、屋根が破損したり、さまざまな設備の老朽化が速まる原因になります。雪下ろしが自力では難しいという人には、作業員を派遣してくれる自治体もあるので利用するのも一つの方法です。

また、予め雪下ろし対策として融雪システムを設置する住宅も増えています。この装置を設置することで、雪下ろしを軽減してくれるだけでなく、下ろした雪の排除作業の2つを軽減してくれます。
このような住宅の設備を備えるには、地元密着型で多くのノウハウや事例を持つ工務店に相談するのがベストな方法です。

 

今回のまとめ

豪雪地帯に家を建てるときの雪対策と寒さ対策を中心にご紹介しました。寒冷地仕様の家、豪雪対策を施した家など、たくさんの情報がネットでも出ていますが、実際に豪雪地帯の状況を熟知していて、施工実例をたくさんもっている地元の工務店のアドバイスは必ず聞くようにしましょう。

また、自治体が出している地域に特化した家づくりの情報も収集することは有用です。その他にも、家を建てる地域を何度も訪ね、役所やご近所になる方にも話を聞けると、具体的な注意点が分かります。特に住環境や交通手段の確保なども忘れずに情報を集めておきましょう。

また、豪雪による修繕やアクシデントに備えて火災保険や障害保険などに入っておくこともおすすめします。

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