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二世帯住宅のメリットと建てる時の注意点

家づくり

2018.09.04

家づくり情報|二世帯住宅のメリットと建てる時の注意点 | イエペディア

 

青森県でも二世帯住宅を考えている方が増えてきています。皆さんは「二世帯住宅」にどのようなイメージをお持ちですか?

親との同居が大変など、マイナスのイメージをお持ちの方も多いことかと思います。確かにそのような面もあるかもしれません。

今回は、二世帯住宅を選ぶことにおけるメリットと建てるときの注意点を、いくつかご紹介したいと思います。

今まであまり二世帯住宅にいい印象を持っていなかったという方も、ぜひ最後までご覧になってください。

二世帯住宅のメリットと建てる時の注意点.1

経済面におけるメリット

実は二世帯住宅はお財布にも優しいってご存知ですか?経済面におけるメリットをそれぞれ見ていきましょう。

●住宅を建てる際の費用負担が少なくて済む
意外だと思われる方も多いかと思いますが、実は住宅を建てる際の費用負担が少なくて済みます。
二世帯住宅では、親世帯が所有している敷地に子世帯がローンを組んで建てるケースというのが多いといわれています。この場合、子世帯は土地を取得する費用が不要になるのです。
また、親世帯は老後のことを考えてリフォームしたいと考える方が多いでしょう。ですが、リフォームを行うより子世帯と一緒に二世帯住宅を建てるほうが、費用を抑えながら快適な生活を過ごすことができるといえます。

●エネルギー消費量の削減も可能
また、二世帯で同じ家に住むことで、エネルギー消費量も削減できるといわれています。実際に2つの世帯が別々に独立して生活した場合と二世帯住宅で生活した場合では、二世帯住宅で暮らしたほうが、エネルギー消費量が少ないというデータもあります。
なぜこのようなことになるのか。理由は単純ですが、二世帯住宅になれば子世代・親世代の生活の場が重なります。
例えば、一つの部屋に全員が集まると、電気代はその部屋一か所分で済みますよね。小さい節約ですが、長期的に見ると財布にも大きな影響があるかと思います。

 

二世帯住宅のメリットと建てる時の注意点.2

生活面におけるメリット

次は、二世帯住宅の生活面におけるメリットを見ていきます。

●防犯性が高い
当然といわれればその通りですが、二世帯住宅の場合、在宅率が高くなると考えられます。留守になることが少ないことで、防犯性は高くなるといえるでしょう。
また、表札やインターホンが二つであれば、より侵入を考える犯人にとっては標的にしにくくなります。

●緊急時の安心感
病気や地震などの緊急事態が起きてしまった時、離れて暮らしていれば不安も増大することでしょう。しかし、近い距離で暮らす二世帯住宅であれば、緊急時にすぐに駆けつけることが可能でしょう。
また、その「いつでも駆けつけられる」というのは精神的な不安も取り除くことができますよね。

●介護のしやすさ
高齢化の進む我が国において、深刻な問題となっているのが「介護」ですよね。親世代と離れて暮らしていると、介護をどうするべきかと悩む方も多いのではないでしょうか。
お仕事をされていると簡単に移動ができない方もいらっしゃることかと思います。二世帯住宅にすると、距離的に親世代と子世代が近くなるわけですから、距離という面での悩みはなくなると考えられます。

●子育てのしやすさ
介護同様、二世代住宅だと子育ても近い距離にいるからこそ手助けができるものでしょう。子育ては言うまでもなく、支援の手が多いほど助かりますよね。
また、その支援の手が子育てを経験している親となると、非常に大きな力になることかと思います。

 

二世帯住宅のメリットと建てる時の注意点.3

二世帯住宅を建てる時に注意したいこと

さまざまなメリットがある二世帯住宅ですが、二世帯住宅を建てる時に注意したいことがいくつかあります。

●バリアフリー
二世帯住宅にするときはバリアフリーにされるかと思います。その時に、将来車いすでの生活になる可能性は考えているでしょうか?
車いすの場合、高齢の方だと少しの段差も越えられないこともあります。歩いていると問題ないほどのわずかな段差も、はじめから完全になくしておく方が良いでしょう。
また、玄関前や玄関から家に上がる時の段差をバリアフリーにすることを忘れがちなので、忘れないようにしましょう。

●間取り
どちらの世代がどこのスペースを使うかは、最初に決めておきましょう。玄関から二つにするのか、玄関は一つにするのかも話し合っておく方が良いでしょう。まったくライフスタイルの違う二世帯が同居するのですから、最初にきっちり決めておきましょう。
そして部屋の間取りも重要です。通常、階段の上り下りをしなくても良い一階に親世代が住むことになるでしょう。その時に、親世代の寝室の位置の上を子供部屋やリビングにすることは避けましょう。足音は意外に響くものです。一階の部屋の用途を考慮して、二階の部屋の間取りを決めましょう。

●階段の位置
二世帯住宅では、階段は玄関を入ってリビングを通らずの設置する場合と、リビングを通らないと二階に行けないリビング階段があります。
リビング階段にした場合は、どちらかの世代のリビングを通ることになります。強制的に顔を合わせることになるのは、挨拶もできるし良いという方もいる一方で、それがストレスに感じてしまうこともあります。後からなかなか動かせないものですから、事前に階段の位置を決めておきましょう。

 

今回のまとめ

このように二世帯住宅にはさまざまなメリットがあります。
しかし、建てる際には注意すべき点もいくつかあります。青森県でも二世帯住宅を考えている方が増えてきています。
二世帯住宅生活を成功させるために、お互いの世帯が一番納得できる点を探ってみてくださいね。

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