超意外!?実は「木は火に強い」
#住宅性能関係 | 2017.05.03
住宅性能のこと
2016.10.19
地震大国である日本に住んでいる以上、地震の被害が気になるという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
近年も東日本大震災をはじめとして新潟中越地震や熊本地震などの被害は記憶に新しいですし、南海トラフ地震や関東の直下型地震の話もよく耳にしますよね。
地震の被害から大切なお家を守るために欠かせないのが、地震に対して強い家を作るということです。
日本の住宅において採用されている地震の揺れから守るための仕組みには、3つの方法が用意されています。
それが耐震、制震、免震の3つです。
それでは、このそれぞれの工法がどういった特徴を持っているのか、見ていきましょう。
耐震とは、建物の柱などを補強したりして、建物全体を硬く固定して地震の衝撃に耐える工法のことを言います。
建物の揺れ自体を減少する効果はありませんが、3つの工法の中で最も費用が少なく済むのが大きな魅力です。
また、地下室などの設置制約がないため、追加費用などを考える必要もありません。
ただ、地震の度に建物の損傷が進んでしまうため、長く住んでいくという点では他の工法に劣ってしまうのは考えどころですね。
次に制震とは、地震が発生した時に建物内部に設置した可動部が揺れを吸収する工法のことを言います。
耐震同様、地震の揺れは建物に直接伝わってしまいますが、建物の損傷を受けることがほとんど無いのは魅力的です。
大地震に抜群の効果を発揮するというようなことはありませんが、価格も高すぎることはなく、耐震とこの後に話す免震の間を取ったような工法になっています。
免震とは、基礎と建物本体の間に免震装置という地震エネルギーを逃がすための装置を設置する工法のことを言います。
これによって、建物に伝わる地震エネルギーを減らすことができ、その効果は大地震でもほとんどのエネルギーが伝わらないとされているほどです。
ただ、その効果と工法から費用が多くかかってしまうもので、一般の家庭で免震を導入しようとすると、相応の支出を覚悟しなければいけなくなってしまうでしょう。