家づくりの成功と失敗がまるわかり 青森県で家を建てるならイエペディア

無垢材のデメリット

家づくり

2017.06.22

家ペディア|無垢材のデメリット|エヴァーホーム

 

前回は、無垢材の特徴とそのメリットをテーマにお話し、無垢材のメリットとしては、木材そのものの香りを発したり、調湿効果があったりする点が挙げられるとご説明させていただきました。
しかし、どんなに人気でメリットが豊富なものでもデメリットが存在します。

そこで今回は無垢材をフローリングとして使用する際のデメリットをテーマにしてお話していきたいと思います。

無垢材のデメリット1

板の間に隙間が生じる

無垢材の1つ目のデメリットは、フローリングとフローリングの間、つまり一枚一枚の板の間に隙間が生じてしまうことがあるという点です

この原因として、前回ご紹介させてもらった調湿効果が挙げられます。調湿効果は、無垢材が空間内の水分を吸収したり、放出したりする効果のことです。この調湿効果を発揮する際に、無垢材は伸縮します。
その結果、敷き詰められた板と板の間に空間ができてしまうのです。この現象は、無垢材の性質上避けることはできません。

 

無垢材のデメリット2

傷やシミがつきやすい

2つ目のデメリットは、傷やシミがつきやすいという点が挙げられるでしょう。

無垢材は、水分の吸収率がいいので、例えば液体を無垢材フローリングにこぼしてしまった場合は、どうしてもそれを吸収し、汚れとなって残ってしまうのです。
また、無垢材は傷もつきやすいです。重いものなどを高いところから落としてしまったりした場合は、結構な傷になるので気を付けましょう。

 

無垢材のデメリット3

ひび割れが勝手に発生してしまう

3つ目のデメリットとして挙げられるのは、ひび割れが勝手に発生してしまうという点が挙げられます。

これも、無垢材の特徴である調湿効果の高さが起因しています。
無垢材は、上記の効果によって木材内の水分を放出します。水分を放出すればその分木材は乾燥してしまいますが、この乾燥によって自然にひび割れが発生してしまうことがあるのです。

 

今回のまとめ

このように、無垢材のメリットとデメリットは表裏一体と言えるでしょう。
こういった点をしっかり踏まえた上で、無垢材フローリングの設置を検討しましょう。

あわせて読みたい関連記事

TOPに戻る

MENU