冬に危険なヒートショックとは

#家づくり雑学 | 2016.12.10
住宅性能のこと
2017.05.05

前回の記事で木材は火に強いということはわかったけど、木造住宅で耐火性を上げたいと考えていらっしゃる方もいるのではないでしょうか?
実は建築工法を意識することで皆さんの住宅も耐火性をアップすることができます。
今回はその方法についてお話ししていきます。
そもそもツーバイフォー工法とは、火の通り道となる床や壁において空気の流れを完全に遮断してしまうことでそのほかの場所へ火を広がらせないようにする工法のことを言います。
ここで用いられるのがファイヤーストップ材と呼ばれるものです。
ファイヤーストップ材はこのツーバイフォー工法に用いられる際に空気の流れをシャットアウトする材料です。
火災の際に火も空気の流れとともにシャットアウトするのでこの名前がつけられています。
この構造を用いておくと火災の広がりを約20分近く遅らせることができるので、万が一火災になってしまった場合でも逃げる時間を確保することができます。
そして、このツーバイフォー工法は貰い火にも有効です。
近所の方が火災になってしまった場合や、地震などで町全体の火災が起こってしまった場合でもツーバイフォー工法で類焼を防ぐことができます。
なので、大地震が起こってしまっても生かすことができる工法だと言えるでしょう。
このツーバイフォー工法でファイヤーストップ構造を用いておくと火災保険を安くすることができます。
毎回支払う保険料が安くなるのは家庭をお持ちの方は嬉しいメリットですよね。
その浮いたお金で家具を買ったり、電化製品を購入することができます。
また、火災保険が安くなるというくらいみんなが認める建築工法なのですね。
いかがでしたでしょうか。
なるべく火災保険料を安くしたいと考えている方はぜひこのツーバイフォー工法を用いてみてください。
そうすることでいろんなメリットを受け取ることができます。
ぜひオススメです。

