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建築の儀式「上棟式」

家づくり

2016.12.16

建築の儀式をご存知でしょうか。建築の儀式の中の一つに、上棟式があります。上棟式は、別名「建前」「棟上げ」「建て方」とも呼ばれるものです。


今回は、そんな「上棟式」についてご紹介したいと思います。

建築の儀式「上棟式」

近年では職人さんたちをねぎらう機会として用いられる

上棟式は、無事に棟が上がったことに感謝し、建物が完成するまで安全に工事が行えますように、と願う儀式です。
原則神主さんを呼ばない、というのも地鎮祭との大きな違いだといえるでしょう。

ですが、近年では少しずつ意味合いの変化が見られるようになり、祈願というよりは、施主が職人さんたちをねぎらう機会として用いられることが多いようです。
工事の途中で、一度感謝の気持ちを伝え、職人さんたちに気持ちよく工事を行ってもらう、というのは素敵ですよね。
この上棟式を行うことで、施主と工事を行う側の関係が良好になると考えれるでしょう。

では、この上棟式は必ずしなければならないものなのでしょうか。

こちらに関しては、地鎮祭同様「必ずしなければならない義務的なもの」ではありません。また、現状として、時代の変化などにより、上棟式は簡略化されることが多くなっているようです。
もちろん地域性であったり、ご意向で行うという方もいらっしゃいますが、残念ながらあまり重視されていないというのが現状だといえます。
もし金銭的に余裕がないという方は、あまり過度に心配する必要はないでしょう。

ですが、しない方が良いというものではもちろんありません。金銭的・時間的に余裕のある方はぜひ上棟式を行うことをおすすめします。
家というのは人生の中でも上位に入る大きい買い物だといえるでしょう。生活に長く関わるものだからこそ、大切にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
上棟式には、家にかかわる方々と良好な関係を築くことができるという魅力があります。
良好な関係を築くことで、気持ち良く新しい場所での生活を始めることができるのではないでしょうか。

 

今回のまとめ

これから家づくりを行うという方は、ぜひ「上棟式を行う」という選択肢も検討してみてくださいね。

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