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冬に危険なヒートショックとは

住宅性能のこと

2016.12.10

突然ですがヒートショックをご存知ですか? ヒートショックとは、急激な温度差が身体に影響して起こるものです。

人は急激な温度変化によって血圧が変動します。そのことによって失神したり、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる事態になることもあります。ヒートショックは高齢の方に多く起こりやすいものです。

実は、高齢者が家で亡くなる原因のうち、ヒートショックが原因で亡くなる方も少なくありません。年間で言うと1万人以上の方が、ヒートショックで亡くなられています。

これは、ヒートショックと診断されたときの数なので、実はヒートショックが原因だったという方もこれ以上にいらっしゃるでしょう。この数は多いですよね。

ヒートショックの予防対策

家全体の温度差を極力なくす

ヒートショックは予防できるものなので、しっかり予防対策をしておきましょう。
それではヒートショックの予防対策をご紹介します。


●ぬるめのお湯
日本人は40度~42度程度でお風呂に入る方が多いですが、これは実はとても高い温度です。
高温のお湯に入ると急激な温度差でヒートショックが起こりやすくなってしまいます。
冬だとつい熱めのお湯に入りたくなりますが、高くても40度程度にしておきましょう。

●暖房
皆さんの家の浴室に暖房はついていますか? 暖房があれば、入浴前にあらかじめつけておくようにしましょう。
浴室に暖房が無ければ、脱衣所を温めておきましょう。そうすることで温度差を少なくすることができますよ。

●家全体の温度調節
ヒートショックは浴室だけで起こるものではありません。温度差があるところならどこでも起こる可能性があるのです。
真冬に寒い外から、暖房が効いている室内に入った時も注意が必要です。他にも家の中でも暖房の効いているリビングから、別の部屋に入った時も同じです。
冬場は出来れば、家全体の温度に差ができないよう調節したいですね。

 

今回のまとめ

いかがでしたか? すぐにできる簡単なことばかりで、ヒートショックは防ぐことができます。
これから本格的に寒くなるので、しっかり対策を行いましょう。

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