第一種・第二種中高層住居専用地域で家を建てるメリット・デメリット
#土地 | 2020.03.11
土地のこと
2016.10.15
注文住宅を購入する場合、住宅の間取りや設備を考えることも重要ですが、それと合わせて家を建てるための土地を選ぶ必要があります。
ですから、土地に対する知識もしっかりつけておきたいところですよね。
そこで今回は、「角地」のご紹介です。
角地とは、道路の曲がり角や交差したところにある土地のことで、土地の中でも二面以上が道路に面している土地のことを言います。
通常の土地では、家の玄関の前に当たる部分にだいたい道路があるだけですが、角地では二つ以上の道路に向かい合うことになるのです。
この角地のメリットとしては、まず日当たりが良くなるというところがあります。
角地は2方向以上が道路に向いているため、通常の土地のように家の両サイドに別の家が来ることがありません。
これによって、家を挟んで立つ両隣の家によって日光を遮られることがなく、採光の良い家にすることができるのです。
また、間取りを考えるときの制約も少なくなります。間取りを考えていると、どうしても玄関は道路に面した方角に向けて造りたくなるものですよね。
しかし、そうなると玄関に合わせてリビングなどの方向も決まってしまいがちで、南向きなど思った通りの角度にリビングを作れないことがあるでしょう。
角地の場合は2面以上が道路に面していますから、道路に向かって玄関を作るにも、様々な選択肢があるのです。
ただ、道路に面しているところが多ければ、それだけでデメリットになり得ることも多々あります。
例えば、接面道路の面積が狭い場合は、道路を走る車が敷地内に乗り上げてくることがあるでしょう。
乗り上げられるだけで済めば良いのですが、塀に当たって事故になったりするのは、少し面倒ですよね。
しかもこれが一度ならまだしも、定期的に起こるようならばなんとかしたいものです。
また、角地はメリットが多く、人気な傾向がありますから、やはり土地そのものの価格が高くなりがちです。
隣の土地と比べて数百万円違うなんてこともありますから、そのあたりはしっかり考えたいところです。