新築物件の資金計画を立てる3つのポイント
#資金計画 | 2017.07.30
お金のこと
2019.08.01
住宅ローン減税と同じく、消費税増税による影響を緩和するために設けられた制度がすまい給付金です。
すまい給付金とは、一定の要件を満たす住宅取得に対して最大30万円(消費税8%時)の補助金を受け取れる制度です。
すまい給付金には年収に応じて補助額が変わるよう設計されており、その年収の目安は以下のようになっています。
・年収425万円以下(都道府県民税の所得割額6.89万円以下):給付額30万円
・年収425万円超475万円以下(都道府県民税の所得割額8.39万円以下):給付額20万円
・年収475万円超510万円以下(都道府県民税の所得割額9.38万円以下):給付額10万円
給付額は取得対象の住宅の持分に応じて決められるため、例えばご主人の年収が450万円、奥様の年収が300万円といったようなケースで、建物の持分を1/2ずつにした場合、ご主人については20万円×1/2=10万円、奥様については30万円×1/2=15万円で合計25万円を受け取れます。
なお、すまい給付金の給付を受けるには床面積50㎡以上であるといったことに加え、住宅取得にあたり住宅ローンを利用しない場合、住宅取得者の年齢が50才以上という要件を満たす必要があります。
また、中古住宅の売買においては宅地建物取引業者が売主である必要があるといった要件もある点に注意が必要です。