年収600万円の住宅ローン減税
#資金計画 | 2019.10.01
お金のこと
2019.12.25
住宅ローンでは連帯債務や連帯保証といった言葉が出てきますが、それぞれの違いについてご存知でしょうか。
連帯債務は複数人で金融機関とローン契約し、返済していくというもので、それぞれが独立して返済義務を負う一方、連帯保証は主たる借入人(主債務者)がいて、連帯保証人はあくまでも保証人として契約するという違いがあります。
このことにより、まず、連帯債務の場合は、債務者の1人の契約が無効となったり取り消しとなったりした場合でも、他の債務者には影響がありません。
一方で、連帯保証の場合は主債務者の債務が消滅すれば、連帯保証人の返済義務もなくなるという違いがあります。
さらに、連帯債務では複数人の債務者が対等の立場のため、例えば夫婦で住宅ローンを組み、夫を主債務者としていた場合でも、妻はいつでも返済を請求される可能性があります。
一方、連帯保証では主債務者の返済が滞らない限り、保証人に請求がなされることはありません。
総じて、連帯債務の方が連帯保証人より責任が生じやすいと言えます。
契約する前に、連帯債務なのか連帯保証なのか、その違いについてよく理解しておくようにしましょう。