住宅ローンを組む際の注意点

#資金計画 | 2016.09.11
お金のこと
2020.02.05
住宅金融支援機構のフラット35には親子リレーローンと呼ばれるローンが用意されています。
これは、親子で住宅ローンを組むことで、親子で年収を合算しながら、完済時年齢は子どもの年齢で利用できるという便利なものです。
フラット35だけでなく、民間の金融機関で同じようなローンを用意している場合もあります。
二世帯住宅を建てる時などに活用できるのはもちろん、夫婦で年収を合算して住宅ローンを組もうと思っていたところ、合算しても年収が借入希望額に足りない場合や、夫婦のうちのどちらかが個人信用情報に問題があるなどしてローンを組めない時にも活用できます。
夫婦で年収を合算するのではなく、夫、もしくは妻がどちらかの親御さんと一緒に住宅ローンを組むのです。
もちろん、親子リレーローンを利用する場合は親御さんも一緒に新居に住む必要がありますが、どうしても住宅ローンを組めないという場合の切り札にはなるでしょう。
また、一緒に住むのと同時に、土地か建物の一部を親御さんにも持ってもらうことにもなる点に注意が必要です。
とはいえ、親子なので相続してもらうつもりでいるのであればこれはさほど問題にはなりません。
住宅ローンが否決となってしまった方の中には「今、住宅を建てたい!」という方もいらっしゃるでしょう。
そうした場合には、親子リレーローンの利用も検討してみてください。