入居年と住宅ローン契約をする年が違うと住宅ローン控除で損する?
#資金計画 | 2020.04.22
お金のこと
2020.03.25
住宅を建てたり、購入したりする際には自己資金(頭金)はどのくらい用意しておくとよいのでしょうか?
これには、正解がありませんが、現在の低金利の状況からすると、少なくとも数字上では「できるだけ多く住宅ローンを借りたほうがよい」ということになります。
というのも、例えば青森銀行の変動金利は最大で0.8%で利用できますが、住宅ローン控除により最初の10年間は住宅ローン年末残高の1.0%控除を受けられるからです。
上記、青森銀行の変動金利のように最初の10年間については「借りれば借りるだけ金利を貰える」状態となるのです。
こうしたことから、たとえある程度まとまったお金を持っていたとしても、住宅ローンを組む時はそのお金は手元に残しておき、借りられる上限額まで住宅ローンを借りるのがよいということになります。
とはいえ、上記はあくまでも数字上だけの問題です。
金利が低いとはいえ、「ローンを借りる」のですから例えば3,000万円借りるのと、4,000万円を借りるのとでは不安感が違うでしょう。
「住宅ローンは3,000万円までしか組まない」等と決めることは悪いことではありません。
この「3,000万円まで」といった、借入額のラインについては毎月返済額から決めるとよいでしょう。