自宅が駅から遠いデメリットとは
#土地 | 2016.12.04
土地のこと
2020.05.06
建ぺい率は「敷地面積に対する建築面積の割合」のことで、土地を上空から見た時に、土地に対して建物が占める割合だと考えると分かりやすいでしょう。
なお、建築面積とは「建築物の外壁またはこれに代る柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積」とされています。
エリアごとに建ぺい率の上限が定められており、定められた建ぺい率の上限以内の建物しか建てることができません。
例えば、建ぺい率の上限が50%のエリアにおいて、土地の広さが150㎡であれば、建築面積75㎡までの建物しか建てられません。
上記土地においては、2階建ての建物であれば十分な広さを確保できますが、平屋建てだと75㎡前後までの建物となり、3LDKや4LDKだと難しくなる可能性が高いです。
エリアの建ぺい率と、対象の土地の広さによって建てられる建物の規模が概ね決まってしまうため、事前に把握しておくことが大切です。
また、建ぺい率は建物だけでなく、庭に設置した倉庫なども固定されていれば建ぺい率算出の対象となります。
建物建築時は自治体に確認申請する必要があるため、建ぺい率をクリアしていないと建てられませんが、それ以降に設置した倉庫が原因で建ぺい率がオーバーしているような場合は(実際にはほとんどありませんが)自治体から撤去命令が出る可能性もあるため注意が必要です。