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カーポートのメリット・デメリットと豪雪地帯での積雪対策

家づくり

2018.09.13

家づくり情報|カーポートのメリット・デメリットと豪雪地帯での積雪対策 | イエペディア

 

家づくりと聞くと、やはりまずイメージされるのは家の中ではないでしょうか。
しかし、忘れてはいけないのが「家の外」です。豪雪地帯である青森県では、雪は想像以上に、車にとって厄介なものです。
そのため青森県では、自宅の駐車スペースにカーポートを設置する方が多くなりました。
今回は、そんな「カーポート」についてお話ししたいと思います。青森県のような豪雪地帯ではカーポートを設置するととても便利ですが、積雪対策も大切です。
このような対策や工夫をして厳しい冬を乗り越えましょう。そして、ぜひ強度の強いカーポートを設置することを検討してみてください。

 

参考:

カーポートの雪下ろしの目安やコツ・道具など雪対策の徹底ガイド! | 苺の一枝<Ichigo-Ichie>

カーポートのメリット・デメリットと豪雪地帯での積雪対策.1

カーポートを設置するメリット

ではまず、カーポートを設置することにおけるメリットはどのようなものでしょうか。それぞれ見ていきましょう。

●雨の日の乗り降りの際に濡れない
カーポートのメリットの1つに、やはりなんといってもこれが最大の魅力でしょう。
乗り降りや荷物の出し入れを、ぬれずに行えるというのは、些細ですが案外嬉しいポイントですよね。

●車の雪下ろしの負担が軽減される
青森県では車を所有している方が多いです。仕事に行く前の、毎朝の車の雪下ろしがとても負担に感じている方もいるかと思います。
カーポートを設置することで、毎朝の負担が軽減されます。

●汚れを防ぐことが出来る
鳥の糞で大切な車が汚れてしまった、という経験、誰もが一度はありますよね。
カーポートは一種の屋根ですから、このような落下物による汚れを抑制できるでしょう。また、雨にさらされることもないため、ワックスや洗車などの頻度が少なくて済むと考えられます。

●夏場の温度上昇を軽減できる
夏場、車に乗ると車内が大変暑くなっていること、多いですよね。クーラーはガソリンの消費にもつながるし困りものです。
しかし、カーポートを設置することで、直接日光が当たることを防ぐことが出来るでしょう。また、紫外線カット効果があるカーポートを選ぶと、温度のあがりが全く異なるのでおすすめですよ。

 

カーポートのメリット・デメリットと豪雪地帯での積雪対策.2

カーポートを設置するデメリット

一方でカーポートを設置するデメリットについてはどうでしょうか。

●柱が邪魔になることも
カーポートを設置するとなると、屋根を支える柱も必要になります。
そのため、スペースが狭いと 人が通るスペースがなくなってしまうケースもあります。その点は要検討しましょう。

●圧迫感を感じる
カーポートを設置すると、人によっては圧迫感を感じるという方もいらっしゃいます。
確かに、青空から一転して大きな屋根ができるという点では、圧迫感はあるといえるでしょう。
なるべくこの圧迫感を感じないようにするには、お家の窓の近さ、玄関ポーチの階段の場所などをしっかり検討することをおすすめします。その際には奥行・間口といった部分だけではなく「高さ」に関しても確認しましょうね。

 

カーポートのメリット・デメリットと豪雪地帯での積雪対策.3

冬だからこそカーポートがあれば便利

青森県では雪が非常に多く降る地域も多いことでしょう。豪雪地帯でのカーポートの積雪対策や雪を下ろす方法についてお話ししていきます。

●カーポートが壊れてしまったら…
まずは、カーポートが雪の重みで壊れてしまったらどのような弊害が出てしまうのでしょう。
その一つにカーポートが壊れてしまった場合に、タイヤの交換ができなくなってしまうのはかなり痛いものでしょう。
特に夏場と冬場でスノータイヤとノーマルタイヤを交換しなくてはいけないため、タイヤの交換は必須の作業になります。時にはチェーンを用いる人もいるかもしれませんが、何と言ってもこの交換にカーポートは必要不可欠です。
雪が降っている中タイヤ交換をすると寒さが増して作業がはかどりません。

しかし冬場にたくさんの雪が積もってしまうと、カーポートが壊れてしまうことがあります。やはり、カーポートも屋根と比較して強度が劣ってしまうのであまりにもたくさんの雪は潰れてしまう原因になってしまいます。
そこで、カーポートに積もった雪を落とすために専用の道具を用いて落雪することができます。なるべく気づいた段階で早く落雪をするようにしましょう。

●カーポートの積雪対策
雪の多い地域では、積雪の対策としてカーポートを強く設置しておくことも大切です。
普段、カーポートは2本の柱で成り立っているものが多いですが、雪が多い地域では3本以上の柱にすることもカーポートが壊れないようにする工夫でしょう。このような工夫をしっかりすることでカーポートを長く持たせることができます。

●カーポートの雪を下ろす方法
カーポートは、豪雪地帯向けの仕様では1~2m、普通の積雪地域では30~50cm程度の積雪に耐えられると言われています。カーポートの雪下ろしでやってはいけないのが「水をかけること」です。水をかけることで雪が重くなり、逆に壊れる可能性が高くなります。
屋根に登って雪を下ろすのもやめた方がいいです。体重が加わりさらに壊れやすくなるほかに、滑りやすい材質のため転落の危険性も高いです。
カーポートの屋根は傷つきやすい材質が使われていることもありますので、金属製のものは避け、プラスチック製や樹脂製のものを使用したほうが良いでしょう。丈が長い専用の雪下ろし道具もありますので、そちらを使用してもいいかもしれません。

 

今回のまとめ

青森県のような豪雪地帯ではカーポートを設置するととても便利ですが、積雪対策も大切です。
このような対策や工夫をして厳しい冬を乗り越えましょう。そして、ぜひ強度の強いカーポートを設置することを検討してみてください。

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