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福間直樹のマイホーム相談 相続相談の「3つの段階」とは?

アフターブログ

2023.07.09

家づくり情報|相続相談には「3つの段階」がある|イエペディア|エヴァーホーム

 

当社では、年間30件以上の相続相談を承っております。
相続には、以下の3つの段階が存在することをご存知でしょうか?

「相続相談」1の段階

相続開始前でまだ不動産の所有者が生存している

まず、最初の段階は、相続開始前でまだ不動産の所有者が生存している段階です。
この時点では、以下のような考慮事項が重要となります。

・所有している不動産が将来的に負債とならないかどうか
・配偶者が自宅に住み続けることができるかどうか
・認知症などの将来のリスクに対する対策は適切に行われているか
・将来的に相続争いが起こらないようにするための対策は整っているか
・相続税に関する対策は十分か

などです。

 

「相続相談」2の段階

相続手続きが開始されているが相続登記がまだ行われていない段階

次に、2つ目の段階は、相続手続きが開始されているが相続登記がまだ行われていない段階です。
この時点では、以下のような考慮事項が重要となります。

・相続放棄すべきかどうか(3ヶ月以内)
・相続登記はいつまでに行うべきか(特例期間に制限があるため)
・相続登記をどの相続人に行うことで、争いや問題が起こらないか
・相続税の申告は必要かどうか

などです。

 

「相続相談」3の段階

相続登記が完了し、不動産の名義が確定した状態

最後の段階は、相続登記が完了し、不動産の名義が確定した状態です。
この時点では、以下のような考慮事項が重要となります。

・不動産を売却するか、賃貸に出すか、自ら住み続けるか
・特例期間を活用するための適切な方法は何か
・相続した不動産を所有し続ける上でのリスクはないか
・相続した不動産が負債となっていないかどうか

所有者不明の土地が全国の20%以上にも上るため、不動産には相続登記を行わないと罰則が科されるようになりました。

2番目の段階で相続が進んでいるにもかかわらず相続登記が行われていない不動産が多く存在するという事実もあります。
さらに、時間が経つと相続人が増え、相続登記自体が難しくなることもあります。


相続に関する悩みは早めに相談することが重要です。
お気軽にご相談ください。

 

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