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キッチンから考える新築選び、壁付けキッチンは魅力が満載!

家づくり

2017.07.28

家づくり情報|キッチンから考える新築選び、壁付けキッチンは魅力が満載! | イエペディア

 

壁付けのキッチンは、実用的な動線が確保しやすく、活用次第でおしゃれな空間に変化させやすいのが特徴です。

さらに、キッチンのレイアウトが自在に変更できたり、窓を取り入れて明るいキッチンにしたりなど、好みや用途に合わせて無数のバリエーションが組めるのも魅力的。
そこで今回は、壁付けキッチンにするメリットをはじめ、導入前に考えておきたいポイントや費用の相場などをご紹介します。

壁付けキッチンの特徴とメリット

床面のスペースが広がり壁面も有効活用できる

キッチンを壁付けにすることでスぺースが広がる、という点が壁付けキッチンの特徴で、最大のメリットでもあります。

 

スペースを生かせるということは、同時に動線のバリエーションも広げられるということなので、キッチンとテーブルの間を遮らなければ、配膳と下膳がしやすくなります。
また、キッチンの近くに作業台を設けることで、より調理に専念できるスペースも確保できます。さらに壁面を有効活用することも可能です。

例えば、定番なのが壁に取り付けるタイプのキャビネット。小物や調味料、レシピ本を置ける簡易棚を設けたり、複数のフックを埋め込んでフライパン掛けに利用したり、使い勝手にも合わせられるのが特徴です。
その一方で、I型キッチンを採用すれば、非対面式の場合はキッチンスペース自体が広くなりますし、対面式にしてカウンターキッチンにすることもできます。

壁付けキッチンに欠かせない4つの確認ポイント

調理が完結しやすいレイアウト

●食器棚や家電を置くためのスペースを確保する

壁付けキッチンは横長に使えて便利ですが、キッチンと冷蔵庫、もしくは食器棚などとの距離が遠い場合は移動の手間がかかるものです。そのため、キッチンから手の届く範囲に食器棚や家電を置くなどして、調理が完結しやすいレイアウトが理想といえるでしょう。

●キッチンの丸見えを防ぐ

いつでもきれいなキッチンにしておくことが理想ですが、つい洗い物をためてしまったという日もあるはず。そんなとき、天井や壁から垂らし、腰壁まで隠れるタイプの「上下開閉式の簡易目隠しアイテム」があれば、キッチンを簡単に隠すことができます。

 

●窓の採光を取り入れる

せっかく壁付けキッチンにするのであれば、壁面に窓枠を設置して利用したいところ。方角によっては採光時間を長めにとることができるため、日中の電気代の節約などにもつながります。

●ダイニングテーブルとの動線を優先させる

キッチンスペースでのレイアウト選びの次は、ダイニングテーブルとの動線を検討することがポイントです。部屋に大きなダイニングテーブルを置ける余裕がない場合なら、L型キッチンにして、カウンターテーブルを設置するとスペースをとらずに便利でおしゃれなキッチンになります。

選べる4つのタイプ

5種類のキッチンの特徴や価格相場

一般的な住宅販売店では、ショールームなどにキッチン特集のコーナーがあったり、相談会を開いたりしています。
ここでは、壁付けキッチンでよく見かけるI型キッチンをはじめ、5種類のキッチンの特徴や価格相場を解説します。

●I型キッチン

非対面式のI型キッチンは、壁面に沿って取り付けることから、キッチンスペースを広く使えるのが最大の特徴です。
また、壁面に合わせてキッチンを長くのばしたり、作業がしやすいよう短くコンパクトにまとめたりと、伸縮自在な点もI型キッチンの持ち味。一般的にはコンパクトタイプが主流で、その相場価格は50~80万円といわれています。

●L型キッチン・L型ペニンシュラキッチン

壁面の角を利用して、コンロとシンクを分けてあるタイプが「L型キッチン」の主流です。より調理に専念できるレイアウトでありながら、キッチンスペースも広くとれる特徴を持ちます。
一方、壁付けの面があり、そこから垂直に部屋内までのびるタイプのL型ペニンシュラキッチンも注目されるスタイル。部屋内の面と対面させるようにすれば、カウンターテーブルも併設できます。価格相場は130万円前後。

 

●I型ペニンシュラキッチン(コの字キッチン)
前述したL型キッチンの2つのタイプを合わせたスタイルが「I型ペニンシュラキッチン」です。通常のL型キッチンに加えて、壁面からのびるスペースもあるので、コの字型をしています。
対面式になることから、カウンターテーブルとの併用はもちろんのこと、作業台として活用することも可能です。価格相場は130万円前後。

●セパレート型キッチン(別名:II型)
単に壁付けタイプのキッチンがあるだけでなく、それと対面するように独立したキッチン(主にシンク)を設置するタイプが「セパレート型キッチン」です。
独立したキッチンは壁に面していないため、作業台として利用でき、シンクの下には収納スペースもあります。リビング側から開く2タイプの収納スペースであれば、調理と準備の同時進行がしやすくなります。価格相場は150万円前後。

今回のまとめ

一生に一度の新築購入。なかでもキッチンは毎日の食事に欠かせないコアスペースといえるでしょう。キッチンが充実していれば、家族の団らんはもちろん、食事をつくる側の創作意欲も湧いてくるものです。
新築を検討する際には、壁付けキッチンのショールームを見学したり、相談会に参加したり、はたまた今回ご紹介した相場費用も参考にして、家族が納得する住まい選びをしましょう。

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