「カフェのようなリビング」は高嶺の花？夢のカフェスタイルリビングを手に入れよう

マイホームを建てる時にこだわりたい場所といえば、真っ先に「リビング」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
家族がくつろぐスペースであり、友人や来客を招く場所でもあるリビングは、生活の中心になる場所なので、せっかく家を建てるなら、やはりこだわっておきたい部屋のひとつといえるでしょう。

ここ数年、人気が高いスタイルのひとつに「カフェのようなリビング」が挙げられます。
おいしいコーヒーや紅茶をいただきながら、お気に入りのソファや椅子に座って本を読んだり、好きな音楽を聴いたりしながら、時間を忘れてゆったりと過ごす。そんな心身ともにリラックスできるカフェのような心地よさを、リビングに求める方が多いのも納得できますね。
では、実際の事例を挙げながら「カフェのようなリビング」をご紹介します。

●最近、人気のスタイル

一言でカフェスタイルといっても実はいろいろなスタイルがあるのはご存知でしょうか。
ここではカフェスタイルの中でも人気のあるスタイルをいくつか紹介しましょう。

・南仏スタイル

南仏スタイルは、どこか懐かしい雰囲気が漂うスタイルです。自然のぬくもりを感じられるような、落ち着いた雰囲気が好きな方にオススメといえるでしょう。
漆喰の白い壁やアンティーク調の木製の家具などインテリアをナチュラルな素材で揃えることがポイントです。

・カリフォルニアスタイル

アメリカの西海岸をイメージした太陽と海の香りが漂い、サーファー達が気軽に集まるカフェをイメージしたスタイルです。
白い壁紙の部屋に青系のソファなどを合わせ、棚や壁に海をイメージさせる小物や多肉植物などの観葉植物を飾ることで西海岸らしさを表現するのがポイントです。

・ブルックリンスタイルとインダストリアルスタイル

ニューヨークのブルックリン地区に多い、レンガ造りの倉庫や工場を改装して造られたカフェをイメージしたスタイルです。モダンとヴィンテージが融合したような、スタイリッシュだけれども落ち着いた雰囲気が特徴です。
壁紙などを利用してレンガの壁にしたり、アイアンと木を組み合わせた家具を合わせたりするのがポイントです。
わざとDIYでつくったような家具を取り入れたり、あえて配管をむき出しにしたりして、もともと工場であったような雰囲気を出すのも効果的です

では、実際にカフェスタイルのリビングをつくりたいと思った場合、どのように建設会社や施工業者を選定し、見積もりの相談や依頼をしたらいいのでしょうか。発注時のポイントを確認してみましょう。

●思い描くイメージを明確にする

大切なのは理想としているイメージを明確にすることです。理想としているカフェスタイルへの改装例や実際のカフェの写真が掲載されているWEBサイト、雑誌など、ビジュアルでしっかりとイメージが伝わるものを集めておきましょう。

●予算を立てる

夢や憧れを追い求めるあまり、予算オーバーしてしまうことは比較的よくあることです。
予算内に収めるためには、実現したい優先順位を決めておきましょう。キッチンの形や窓などの開口部は譲れないとか、インテリアはこだわりたいなど、お金をかける部分を明確にしておくことが大切です。
そのうえで施工業者と密に相談しながら予算を決めましょう。

●施工業者を選ぶ

自分が実現したいイメージに近い事例を手がけている施工会社に相談するのが近道です。
複数の業者と相談して、担当者や会社のカラーなどを見極めながら、相談しやすく、親切に聞いてもらえる担当者であることを確認することも重要です。