屋根裏部屋は必要?
#間取り | 2016.11.20
間取りのこと
2016.11.02
”デッドスペース”という言葉をご存知ですか? 日本語に直訳すると”死の空間”となります。つまり、スペースとしてはあるけれども、活用されていないスペースのことを指します。
実はこのデッドスペースは、意外に家の中にたくさんあるのです。
そこで今回から二回に分けて、デッドスペースの活用方法についてご紹介いたします。
皆さんの家の階段裏はどのようななっていますか? ただの壁になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この階段裏も、使わないとデッドスペースになってしまいます。階段裏は、パントリーにしても良いですし、階段の段差に合わせて本棚にしても良いですね。
階段の設置場所の多くは、日の当たらない場所が多くなっています。そのため、常に常温で暗い場所に保存しておく必要がある非常食や保存食を収納しておくのに向いていますよ。
非常用の水などはキッチンに置いておくにはスペースを取りがちですし、デッドスペースを活用できるなら嬉しいですよね。
また、壁に組み込むような本棚になっていると、壁から出っ張っている部分がないので、スッキリしているように見えながら、本を収納することができます。
「壁のどこがデッドスペースなの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。しかし壁は活用すれば、とても便利なスペースとなります。
例えば、置き場所に困るリモコンやいつもお買い物で使うバッグなどをまとめて置くことができます。
壁に小さな木の板やフックを取り付けて、頻繁に使うものを置いておくと便利ですよ。失くしがちな鍵なども、置き場所が決まっていると失くす心配も減りますよ。
もちろん小さな植物や写真なんかを立てても、おしゃれで可愛くなりますよ。
いかがでしたか? デッドスペースを活用することでより多くの物を収納できたり、快適に過ごすことができるんです。
次回は、トイレやキッチンの上部と、家具と家具の隙間のデッドスペース活用方法をご紹介します。